この時期、シーズン中の果実を鳥から守ってくれた防鳥ネットを巻き上げ、農園天井の中央に括ってしまいます。
これは、雪対策です。
農園のあるつくば市南部のお天気は、ほとんど東京と変わりません。
冬季の朝晩の寒さは、2,3度低いようですが、雪は年に2、3回降るか降らないかで、降る雪は、やはり水分の多い重たい雪なのです。
防鳥ネットは、直径5㎝ほどのパイプを支柱にワイヤーを張り、その上にネットを広げたような形で設置されていますが、ここに雪が積もると、この丈夫な支柱が曲がってしまうほどの重みがかかるのです。
毎年、この巻上げ作業が遅れた農園でネットが潰れる話が聞かれます。
大変な作業ですがこれも大事な栽培管理の一環、今年も冬支度の始まりです。